Kumemoto Jun Official Blog

【僕が社長を辞めた理由。】

僕は2011年8月末まで社長でした。
一時期は従業員数10数名程までですが小規模ながら会社を経営していたわけですが…。

どうも、
一人っ子ビジネス戦略家@クメです。
(※現在は「もんじゅ@久米本」と名乗ってます笑)
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なんで、唐突にこんな話をしようと思ったのか?先日、僕が共同主催しているAnomalyという企画のために2日間神戸に行ったのですが…

その神戸に今回スポット参加してくれた6名の人にAnomalyという企画に参加きての感想を後日聞いてみたわけです。

その感想を一部抜粋すると…
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「ひとりひとりのレベルに合わせて進めてくれる」つまり、すでに実績を上げているひとも、方向転換しようとしているひとも、まったくこれからビジネスを始めようというひとも、あらゆるひとにフォーカスした濃い時間が1時間ごとにこの場には生まれる、、、というのを目の当たりにした気がします。ひとりひとりの納得度、満足度、興奮度がMAXになるところがこのAnomalyの場の良さなのでしょうか。

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ひとにはそれぞれの観ているステージがある常識や規範 制約や限定はいらない。こころざしをお互いに尊び高め合う仲間は大切。人生はもっと楽しめる!

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自分のしたいことをしている人が多く、本当に色々なビジネスがあるんだなと感じ、ビジネスに無限の可能性を改めて感じました。

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(以上参加者感想より一部抜粋。。。)

で、僕はこの感想を見て。。。
『あー、Anomalyをやってよかったな。。。』

と、心から嬉しい気持ちと、

『僕が社長を辞めた当時の心の葛藤』を思い出しました。

僕が、会社を始めた理由…。

それは、自分のように、ビジネスをする事が心から楽しいと思える人を増やしたかった。
という素朴な理由から、僕は一人でやっていたビジネスを拡大させ部下を雇うことに踏み切りました。

部下といっても、一番最初の部下は、僕がアルバイト時代にとっても仲の良かった同い年の友達と、大学時代の1年下の後輩てます。

後輩に至っては、僕がバンドマンをしていた頃、あまりの貧しさにジャンプを買う金もろくにないような状況の中、「ジュンさん、ジャンプ読んだんでどうぞ~」と、いつもジャンプを僕に恵んでくれていた心優しい後輩。(何気に僕はこの彼の行いに恩義を感じてたんですよ笑)

この2名の部下から、僕の会社組織としての形はスタートしたのです。2006年3月の事です。

僕は、会社の事業拡大のために人手が欲しくて、友達や後輩を雇用をしていたのではなく、僕が、独立して起業して、バンドマンをしていた頃から人生が劇的に好転した。ビジネスをするという経験ができた事が、僕の中に、バンドよりも楽しい人生を経験させてくれた。

友達や後輩にも、このインターネットを使ったビジネスの世界で僕のように経済的にも豊かになって欲しい。そのような意図で会社組織というものを作りました。

ちょっと変わった理由なんですね。

僕は社員として友達や後輩を雇用したなんて思ってなくて、本当に仲間として共に成長していきたかった組織が作りたかったんです。

だから、当時の僕の教えは、サラリーマンとして聞いていたら全く理解不能。『あれをやれ、これをやれ』なんてことは一切言いませんでした。自分で考えて判断しなさい。
目標は自分で決めろ。
これが、僕の教え方であり、スーパー放任主義でもありました。

会社の人数が増えだして、僕の起業当初感じていたように、ビジネスする事を楽しいと感じてもらいたい。そして、いずれ、独立するぐらいになって自分の力でビジネスを立ち上げれるようになって欲しい。そう思って、新しく入ってきた社員にも接してきたわけです。

しかし、人数が増えるにつれて、そのような僕の想いとは裏腹に、社員は、サラリーマン気質を兼ね備えた人間に育っていきました。

僕の教えは、もはや、社長としての意見であり、一人の人として伝えてきた意見は次第に社員からはただの権威ある人の意見として受け取られるようになったのです。

すごい、この時期は葛藤がありました。

僕は、社長として意見をするべきなのか?僕は、ひとりの人間としてその人に伝えたい事があるだけなのに、社員は、社長からの意見として僕の話を聞き、必ずYesと答える。

僕は、一人の人間としての意見というよりは、次第に会社の社員は「社長の意見だから無条件で文句を言わない」そんな僕自身が求めていないような会社の雰囲気は作られていきました。次第に、僕のめんどくさくなり、社長としてふるまい、本当の自分を殺して会社を経営するようになりました。

僕の個人のミッションは、従業員にビジネスを楽しむ事を伝える事。でも、会社のミッションはそれでいいのだろうか?という事で、数年ぐらい悩んできました。

僕の個人のミッションは、社員がビジネかスを自分の力で起こせる力を手に入れること。でも、会社としてのミッションはそれでは、目指すべき方向が、僕にとっては、社員が一人前になって独立する事であって、

会社によりかかって生きる事じゃない!

この矛盾にえらく葛藤していました。
社員は、よく僕のいう事を聞きます。でも、それは心からYESではなく、社長だからYESなのもなんとなくわかっていましま。

だって、僕がいくら時間をかけて伝えたとしても行動が変わらないんだもの(苦笑)で、経営して何年目から、社員はしょせん社員であって、自分の人生なんて生きたいと思うよりも、安定して生活する方が幸せなんだ…。

ある意味で、社員を雇用してしまった責任という言葉だけで会社を経営していつような気がします。

そして、例の事件が起こったのです。

2011年3月11日東日本大震災

僕は福島県の相馬市生まれで、6歳までは今回の原発から30kmの所で生まれ育ちました。そんな僕からすれば、直接の被害はなかった今回の震災ですが、自分の出来事のように感じました。

盆にお墓参りに帰るために、帰郷していた道路は津波によりなくなり。たまに父親に連れて行った海岸は、もはやそこのには跡形もなくなくなっていたのですから。

全てが一瞬の天災でなくなってしまう。

多分、僕が生きていた中で、阪神大震災に継ぐ日本では2番目ぐらいの天災だったのでしょうが、阪神大震災のときは、僕もまだ中学二年生だった事もあったし、なんせ関西になど足を運んだこともありません。とても自分ごとにはまだ感じれませんでした。

ですが、今回の東日本大震災は、僕が経営している会社にも少なからず影響がありました。2週間ぐらい、通常業務どころではなかったのです。2011年の4月が無事迎えられるかも、3月いっぱいまではわからないまま時は過ぎました。

この期間、僕は自分の人生と本気で対話する貴重な時間だったと思います。僕にとってはまさにこの震災が転機となったわけです。

形あるものはいずれ崩れ行く。。。

今回は、天災という形で、起こった事でしたが、僕は、ビジネスをするという立場にたってから、どうも、この資本主義社会や、日本の景気、インターネットビジネスの世界に完全に毒されてしまい、自分の本来の想いを殺して会社を経営していた事に気づかされました。

僕は、起業した原点に立ち返ってみよう。自由が欲しくて、そして、そんなインターネットの世界やビジネスの世界に触れて僕の人生は売れないバンドマンの頃から、少しづつ動き出したんです。

そんな、あの頃に立ち返ってこそ、僕にとって後悔ない人生ではないだろうか?

僕は2011年の4月に会社をたたむことを決意することになるわけです。その時いた従業員も、その時やっていた会社の事業と全てなくしてもいい。

なくなっても後悔しない。それほど、僕はいつの間にか、社長になってやりたいことをやっているんだ。と無理やり自分に言い聞かせていたんだと思います。

従業員から見たら、人でなし!鬼!と心の中では思われていたかもしれません。

でも、社長だって会社で部下の生活を守る責任ある立場であると同時に、たった一人の人間なんですよね。

とまぁ、これな僕が社長を辞めた理由です。

でも、人への教育や育成から逃げたわけではありませんでした。今、辞めてから1年がたち、2012年8月になって、僕はまた違った形で、違った立場でインターネットやビジネスをしたいと思う人の育成に関わらせて貰ってます。

そして、今では、最初にあげたような感想をもらえるような経験をさせて貰ってます。

全ては結果論でしょうが、僕はあの時、会社を辞めていなければ、社員だけにおしつけていた成長を止める原因は、社長の僕自身にもあったんだと今では理解出来ました。

でも、中々人は今いる場所で自分の行いにフォーカスして、物事を考えるのは難しいのです。

だからこそ、「環境」を変えることは大事だと思う。僕のようにガラッと環境を変化させれば、嫌でも変わりますが、ほとんどの人はものすごい自分の中で抵抗があることでしょう。

僕自身も数年間悩んでいたし、心の中では葛藤し続けてきたんですから。でも、この僕の行動を見て、ほんのちょっとでもその人が環境を変化させる勇気してもらえれば嬉しいと思います。

まずは、今いる自分の環境だけじゃなく、会社の人が集まる環境意外の場所でもいい、ちょっとづつ、自分の関わる世界を広げて行けば、きっとあなたの本音を加速させてくれるような「出会い」が見つかると思いますから。

今日は会社経営から退いて、1年目。そして1年前の自分を久しぶりに振り返って見ました。

ではでは!

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