Kumemoto Jun Official Blog

【あだ名で呼び合う気持ち悪い集団】

もう知ってる人も多いでしょうが、僕が2012年からやっている企画のひとつに、「Anomaly」というビジネスコミュニティがあります。

Anomalyでは、なんとお互いをAnomaly内で決めたニックネームで呼び合うってルールがあるんです。

はたから見たら意味不明だし、気持ち悪い集団だろうなぁって思ってます(苦笑)

今日はそんなルールが何であるのか?って話をね、ちょっとだけ遡って話したいなと思います。

どうも、゛もんじゅ@久米本゛です。
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自分の名前好きですか?

いきなり鋭い質問を投げかけようと思いますが、今、あなたは自分の名前好きですか?

僕は大好きです(笑)

多分、自分の人生を生きていたら、この答えはだれでも「YES」だと思うんですよ。

でも、よく自分に自信がない人とか、自分はセルフイメージが低いって思ってる人ほど、この自分の名前ってのがあんまり好きじゃないんじゃないかな?と思って聞いてみました。

今日は、僕の過去の話をちょっとしようと思うんですが、僕は自分の名字が高校卒業まで「嫌い」だったんです。

大学デビュー俺は「JUN」

僕は、小学校、中学校、高校とわりかし優等生としてレッテルを貼られてました。

まぁ、その優等生レッテルが嫌で嫌で中学校2年生ぐらいから、だんだんレールを外れていくんですけど、地元ってそのレッテルをいつまでも引きずるんですね。

僕がバンドにハマっていったのも、この優等生のレッテルが嫌で嫌でしょうがなくて、そんな時に出会ったのが、ドラムって楽器だったんです。

でもね、地元だと言われるんですよ「あの久米本さんちの息子さんが、バンドやってるらしいわよ」って(苦笑)

優等生のレッテルというかラベルが、さも本当の僕のように見るわけです。

でもね、僕は知ってたわけ。優等生のラベルが間違ってて、こっちが本当の自分なんだってことを。

それが嫌で嫌で、どこかで本当の自分として接して欲しいなって思ってたんです。

で、高校を卒業して東京に上京する時にね、思い切って自分の「姓」を名乗るのを辞めたんですよ。

当然、東京に行ってから出会う人ってのは僕の過去など知らない人達です。「姓」を名乗ったとしても、僕がどんな人であるかは、出会ってから次第ってのはわかっちゃいたんですよ。

でも、名前ってエネルギーが凄いと思うんですけど、

自分が名前に引っ張られる

自分が意識している以上に「自分の名前に付随する過去」によって、人生は引っ張られるものだと思うんです。

その「引っ張る力」は、実は周囲が自分をどう見ているかではなく、自分で自分をどう見ているか、によります。

本当に新しい自分を形成したい、生まれ変わりたいとか思うのなら、実は過去ほど邪魔な存在はないと僕は思っていて、東京に出てからはとにかく自己紹介する度に「JUN」です!って連呼してたのを思い出します(笑)

名字聞かれても「JUN」の一点張りですから(笑)

俺には「姓」なんかねーぐらいの価値観で新しい自分を構築するんだ。それくらい強い思いで、上京しましたから。

人はこれを「大学デビュー」というのでしょうかね…。

名前がもつエネルギーは大きい

短い僕の過去のストーリーでしたが、名前が本人に与えている影響はそれぐらい大きいって事を理解して欲しいなと。

自分に自信がある人はいいんですよ。特に気にしなくても。

でも、たとえ自分に自信がある人でも、ラベル(つまりレッテル)ってのは、常にどこかしらで貼られてしまうものなのです。

で、僕が次に『自分とは違うラベルを自分で貼った』と思うのが、「社長」というラベルです。

気づいたら「社長」だった

僕は起業してから、多い時は十数名規模の会社を経営していました。まぁ中小企業ってやつです。

最初はね、仲の良かった友達とかを雇用してたんで、数名ぐらいの規模でした。

その時は社長であって社長じゃない、ちょっと先を歩んでる人、くらいの立場だったんですね。

当時のメンバーには、「社長」って呼ばせませんでしたし、「久米本さん」って呼ぶぐらい近い関係で会社を経営していたものです。

でも次第に組織が大きくなり、一般募集で採用広告とかを出すようになって、今まで接点がなかったような人も雇用しなきゃいけなくなって、「久米本さん」ってのはただのお飾りで、皆は僕を「社長」として見るようになったんですね。

その頃から僕は僕じゃない、「社長」というラベルに支配されていたと思います。

好きな事は好き、嫌いな事は嫌い。そんな「自分が持つ本来の価値観」で物事を判断出来なくなったんですね。

だって「社長」ですから。

僕がどうこうよりも、立場で物を言わなければならないわけです。

つまり僕の価値観、判断基準は、「社長」としてどうあるべきなのか?ってラベルに支配されていくことになります。

だから、嫌なことを嫌と言えなかったし、社長はこうあるべきだっていうある種の「偶像」で自分を支配させて、周囲を巻き込んでいましたから、社長時代は正直かなり苦しかったです。

だから、このラベルについては、どんな立場の人でも定期的に自己チェックをして、気をつけるべきです。そうじゃないと、本当の自分を見失いますよ。

○○くんのパパとか、
○○くんのママ。

こういうラベルって誰にでもありますよね?

ママだから、こうしなきゃいけない、パパだからこうあるべきだとか。

これって一見とても普通で常識的に見えるけど、「自分を見失う」という怖い側面も持っていることを、どうか今一度理解してください。

ラベルを剥がすために…

そんなラベルを剥がすために僕が考えたのが、Anomaly内で使ってる「Anomalyネーム」って制度なんですね。要するにあだ名です。

どんな名前をつけるかは、ぶっちゃけどうでもいいと思ってます(笑)

大切なのは、ニックネームを付けることによって、その人に貼られている「どうでもいいラベル」を剥がすことなんです。

僕がそのニックネームを付けるのは、そんな理由からなんですね。まずは、これまでのラベルを剥がして欲しいっていう事に尽きるので。

Anomalyってのは、良くも悪くもいろんな立場の人が参加してきます。

年齢的にひとまわりもふたまわりも違う人もいるし、ビジネスで成功してる人も、まだサラリーマンだったり、主婦の人もいるんです。

で、多くの人は、他人と比較して勝手に自分にラベルきせちゃうわけです。

「あの人より稼いでないからダメ」
「あの人は年齢上だから粗相はダメ」
「女性だからもっとこうして欲しい(と思っているに違いない)」

とかね。

そのラベルが、人間関係を構築したり、相手を理解する上でとても邪魔なんですよ。

だって、その人自身をみないでラベルに目がいってる証拠ですから。その人に付随しているものを見て、相手を理解している気になってるだけですから。

まぁ、この辺りは、社長時代に僕が感じた苦しさの正体だったりするなのですが・・・

社長だから、すごい?
そんなの勘違いですよ。
僕も元々サラリーマン上がりだから、僕がスゴイの一言で片付けられたら、今までの俺はどうなるんだ?と。

話それましたね(笑)

でも、ラベルを勝手に貼り付けて相手を見てるうちは、相手を理解するなんて無理ですよ。

ましてや、Anomalyでやってる事は「対話」なのだから。

だからニックネームをつけて、どんな人間でもこの場だけはラベルを脱ぎ捨てて、裸になって欲しいって思う意図がちゃんとそこにはあるのです。

僕自身ももんじゅになってラベルが剥がれた

僕自身も「もんじゅ」と名乗るようなり、それまで背負ってた「社長」というラベルが良い意味で剥がれ落ちました。

もうね、俺は「久米本純」だよと。

よくね、なんで僕がネット起業家の「和佐大輔」と一緒にビジネスをやれてるのかな?って疑問に思う人いるんですけど、

僕は和佐大輔を「スゴイ!」とか、「やっぱり億稼ぐ人は違う」とか、そんな見方は一切しなかったからだと思ってます。

そもそも、そんなラベルで彼を見てたわけじゃありません。

いち人間として、僕より7歳も下なのに血の滲むような努力してきたんだなぁと、心の底から人間として尊敬してるからです。

よくね、17歳で年商1億稼いだとか、車椅子に乗ってるからとかって好機な目で彼を見る人は多いと思います。(彼がそう見せてる部分は否めないw)

でも、多分僕らが想像もつかないレベルで彼は今まで物事に取り組んできてる。そこを忘れちゃいけないよなぁと。17歳とか車いすというラベルを剥がしたところ・・・つまり彼が積み上げてきた努力を、出来る限り僕は見ようとしてきました。

ただ、世の中広いですから、結果を出す人の中にはそういう・・・なんというか、背景がないただの成金みたいな人がいるのは事実です。

ただ僕は、そんな輝かしい部分なんかどうでもよくて、彼が過ごしてきた「泥水すするよう生き方」に共感したから、「一緒にビジネスやりましょう!」って誘っただけなんです。

つまり、ほんとうの意味で彼を理解しようとしていたのだと思います。

話がまたそれたかもしれません(笑)

要するにそういうラベルを剥がして、人間と人間として向き合わないと、一番大切な部分が見えないですよって事。

それは、相手がどんな立場の人も一緒です。

そうやってラベルを剥がして、裸で向き合った時に、本当に他人をは理解できるし、他人からも理解されてるんじゃないでしょうか。

それが、Anomalyニックネーム制度の由来です。

外からみてバカにする人はバカにすればいいと思いつつも、実は凄い思い入れがある制度なだけに、いつかどこかで語ってやろうと思っていました(笑)

   *

この記事の最初のほうで「付ける名前はぶっちゃけどうでもいい」とは書きましたが、最近はニックネームを適当につけるとお叱りがあるので、その人を多角的にみてちゃんとニックネームつけてます。

つまり適当ではありません(笑)

ラベル剥がして欲しい人は、
どうぞ僕の個人コンサルを受けて下さい。

僕は常に誰とでも対等ですから(笑)

ではでは、
今日はそんなAnomalyの話でした。

もんじゅ@久米本

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